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英語のひとくちメモ

41.  day after day (来る日も来る日も)、little by little (少しずつ)、step by step (一歩一歩)、face to face (向かい合って)、back to back (背中合わせに)、again and again (何度も)、from door to door (1軒ごとに)、from generation to generation (代々) …は同一の反復語から成る副詞句。無冠詞であることに注意。

42.  "Don't let anyone touch you." は子供が性的いたずらの被害に合わないように親が言う言葉。電車の中などでチカン (groper:動詞 grope は「手探りする」の意) に対して言う「触らないでよ、エッチ!」は Don't touch me (またはKeep you hands off me), you dirty creep. creep =「気持ちの悪いヤツ」。

43.  7月末に閉幕した通常国会で継続審議となった「有事法案」は emergency legislation と訳され、その内容は a package of bills defining Japan's prepared response to an armed foreign attack (外国からの軍事攻撃に対し、事前に決めた日本の対応を定めた法案) のように説明できる。

44.  野球で「平凡なフライ」を「イージーフライ」と呼んだりするが、英語では routine fly と言う。routine は「月並みな」の意味で「平凡なゴロ」なら routine grounder。「満塁のチャンスにサードへイージーフライを打ち上げた」=He hit a routine fly to third with the bases loaded.。

45.  「~に入る、~の中へ入る」を enter into としがちだが、具体的なものや場所に入るときは enter the house / enter Tokyo University (東大に入学する) のように表現し、into は不要。go into と混同しないように要注意。自動詞として仕事や交渉に入るときは enter into a debate のような表現が可能。

46. 「Child Abuse / It's a Crying Shame / For Help or Information / Call+電話番号 」は、cigarette burn (タバコの火をおしつけられたことによる火傷) などに代表される、child abuse (幼児虐待) を見つけた場合の通報を呼びかける文句。この Crying は「はなはだしい、ひどい」の意味。

47.  valet parking はホテルでボーイが客の車を運転して駐車場に出し入れするサービスのこと。客には "For Valet Service Please Contact the Front Desk. Dial 0. Allow 10 min. for Retrieval" のように書かれたチケットを渡す。この retrieval は車を玄関まで用意するのに要する時間のこと。

48.  I sliced the cheese. は「チーズを切った」の意味だが、I cut the cheese. とすると「オナラをした」を遠回しに言う表現になる。break wind も同義。オナラは生理現象なので英米人はあまり気にせずとがめたりしないのが普通。ゲップ (belch) は不作法とされ、出た場合は必ず Excuse me. と言う。

49.  outplacement は解雇する従業員に転職の相談に乗り、他社への「再就職斡旋」を意味する単語。解雇された社員に対して行われるので、discharge、firing (解雇) などの遠回し表現にもなる。placement =「就職斡旋」で、大学などにある「学生就職指導部」を placement office と言う。

50.  レストランの入口に A Reasonable Standard of Dress Required (常識的な基準の服装が必要) とあったら「背広とネクタイ着用」の意味で正装が必要。正装で参加するパーティーを dress-up party と言い、反対が informal party。「正装には及びません」と招待状で通知するときの文句が Dress Informal。

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